グループの基地に帰って、あたしはソファーに横になって考えた。


龍にとって、あたしは邪魔なんかな……?



それからしばらく考えて、あたしは大きな決心をした。


それは…


"龍には、クラスメートとして接する"



あたしは、龍と他人として…、元カノやったなんてこと忘れて、接することに決めた。






「なぁ、今日の真希さんおかしくね?」

「ああ!それ俺も思ってた。」


この時、達也もあたしのことに薄々勘づいてた。





次の日、眠い体を無理やり起こして、あたしは学校に向かった。


「おはよ!真希!」

「あっ!おはよ、加奈!」