一人目…
二人目…
三人目…
終わった時には、もうあたしの体はボロボロやった。
体には、抵抗して殴られた跡…
男の液体…
泣きたかったのに、泣くこともできひんかった。
ボロボロになったのは、体だけじゃない。
心も…
ズタズタにされた。
「はぁ…よかったよ。じゃあね。」
男達は、呑気に部屋を出ていった。
その場から動けへんあたし…
何分くらい…いや、もしかしたら、何時間ってくらいこのままやったかもしれん。
ハッと気づくと、もう夜の10時やった。
それからあたしは逃げるように部屋を出て、泣きじゃくりながら基地に帰った。
帰りが遅いあたしを心配してたのか、もう寝てるはずのみんなが、起きてた。
「真希さん!!心配したんですよ!?」
「ごめん…。」
あたしは今にも消えそうな声でそう言って、部屋に入った。
みんなが、明らかに様子がおかしいあたしを追いかけて、部屋に入ってきた。
「真希さん、どうしたんですか!?」
そりゃみんな驚くやろう。
だってあたしの服はぐちゃぐちゃで、目は泣きすぎで腫れて…
いつもは美人で有名なあたしが、醜くなってたから。