私が教室に戻る頃にはもう4時間目の授業が終わる頃だった


美咲と結子ちゃん、2人ともどうしたんだってすごく心配してくれて


先輩たちといたときの緊張が一気にほぐれて泣いてしまった


保健室言ってほっぺの腫れたところにシップを貼ってもらって


4時間目にあったことを全部二人に話した


「私ね、もう実月先輩諦める。最初から無理だったんだよ、あんなにかっこいくて、綺麗で、王子様みたいな人とはつり合わないし、」


2人とも、すごく悲しそうな顔をしていた




現実を知る水曜日*オワリ