「決まりましたぁ~」

嘘っ!!!!!

「宮崎さんと小池君です!!」

和樹君とぉ~???


「宮崎?」

「えっ!?
何、か・・・小池君」

和樹君が話かけてくれた!!!

「和樹でいいよ
よろしくな、宮崎」

ニコっ

「~///)
よ、よろしくね」


私心臓持つかな??

「決まりました~
小池君と宮崎さんです」


マジで?
俺と宮崎!!!??

夢見てんじゃねぇの?俺・・・

ここは宮崎と仲良くなるチャンスだ
よ~し

ん?
話しかけようと思ったら宮崎下向いて不安そう
かわいい・・・

じゃなくて声かけてやんねぇーと

「宮崎?」

「えっ?
何、か・・・小池君」

今和樹って言おうとした?
メッチャ嬉しいんですけど・・・///)

「和樹でいいよ
よろしくな宮崎」

「よろしくね」


宮崎かわいすぎ・・・

俺理性保てるかな?

「あぁ~もうヤダ!!
なんでよりによって河合となの?
マジありえないんだけど~」

そう言って泣き叫んでるのは
先ほどじゃんけんで負けた美咲さんです

「「まぁ、ドンマイ!!」」

二人はそれで慰めてるつもりなのだろうか?

「葵だって小池とだよ!?
なのに葵は文句ひとつ言わないで…
えらい!!立派だ、葵!!」

(だって私和樹君と一緒いやじゃないもん!)

なんて事この方たちに言える訳ないよなぁ~

「ハァー」

「ほら!葵だってため息ついてる!
葵だってイヤなんだよ!!」

美咲さんそれは誤解です

「日向、ちょっと来いよ!」

そう美咲を呼んだのは河合君でした

「あ?」

あら美咲さん
とっても怖いお顔・・・

「宮崎、ちょっとこいよ!」

そう私を呼んだのは・・・
和樹君!!!!!!

美咲なんかほっといて行かなきゃ!!

「じゃーね、美咲!!」

「あっ!裏切り者ーー」


美咲が何か言ってるけど関係ない!

早く和樹君の所に行かなくちゃ!!

「大丈夫?宮崎」

「ハァハァ…大丈夫!!!どうしたの?」

「あっ!今日の放課後集まりがあるらしいんだ。
その事伝えにきた」

集まりかぁ~
面倒臭いな・・・

「宮崎?どうした?」

あっ!ヤバい!!
ぼーっとしてたみたい・・

「ううん!!なんでもない!!」

「宮崎って面白いな。
集まり4時からだから遅れるなよ!!」

「う、うん!」


私絶対顔真っ赤だ・・・///)






「小池に惚れちゃいましたか?」

そう聞こえたと思って後ろを振り向いたら・・・

美咲がいた

「葵、小池の事好きでしょ?
今気づいた!!」

「えっ・・・そのぉ~
えっと・・・」

どうしよう、美咲になんて言えば・・・

「隠さなくても大丈夫だよ!
由梨たちには内緒にしとくし!」

美咲なら平気かな?

私は美咲を信じる事にした


「うん///)
和樹君の事好き・・・」

「だろうね!顔真っ赤だもん!!」

美咲に気付かれるほど顔赤かったんだ・・・
なんか恥かしい///)

「まぁこれからは葵の事応援するし、頑張ってね!」

「う、うん!!!ありがとう美咲!!」

「どういたしましてー☆
てかあんた時間大丈夫?もう4時だよ」

そう言われて時計を見ると3時58分

「ヤバい!!行かなきゃ!!
じゃーね美咲!!また明日!!!」

「バイバーイ」

遅れたら和樹君に嫌われちゃう!!



ドタドタドタドタドタドタドタ

ズテッ!!!



・・・私は階段から落ちてしまった

・・・宮崎のやつ遅いなぁー

もう4時過ぎてるのに

「先生、俺ちょっとっ宮崎探してきます!」

そう言って俺は教室を出た


「宮崎!!!!!????!!!!!???」

宮崎は階段の下で意識を失っていた

俺は宮崎を保健室まで運んだ



宮崎、意識失っても可愛いな・・・

1時間ぐらいたったら宮崎が目をさました

「・・・あれ?和樹君?」

宮崎は自分の置かれた状況を分かってないみたいだ

「おはよう」

「和樹君!!!何でここにいるの???!!」

俺は何もわかってない宮崎に説明した


「そうだったんだ・・・
迷惑かけてゴメンネ!!」

「全然いいよ!
もう暗いし家まで送るよ」

「えっ!いいよ!
そこまで迷惑かけたくない・・・」

迷惑なんてこれぽっちも思ってません!
むしろ送りたいです

「いいよ、全然迷惑なんて思ってないし
送らせてよ。女の子一人じゃ危ないからさ」

「・・・分かった」


よっしゃー

これはもう告る絶交のチャンスだよな!!