まぁとにかく、こっちの2人はokだね。



後は。




「そのねちっこい性格を早く直さねぇと、亜美に嫌われんぜ?」



「はっ。
俺はお前の何万倍、何億倍もの時間、亜美と一緒に過ごしてんだよ。
お前とはわけが違う」




……はぁ。


いい加減にしてよね。



見てるこっちが恥ずかしくなる。



だいたい、優兄のその自信はどっから来てんのよ。





呆れながら優兄たちを見ていると。




「ねぇ」




いつの間にか留衣が隣まで来ていた。




「亜美ってすごく強いんだね」



『え?』