「秋都?
いつ、僕たちが秋都を邪険に扱ったりしましたっけ?」



「い、いや……。
さっきは大袈裟に言ってしもたけど、実際はそんなことないような……」



「そうですよねぇ。
僕たちほど秋都に付き合ってくれる人は、どこにもいないと思いますけれど……?
構ってもらえないと悲しいんですかぁ。
だったら付きっきりで構ってあげますよ?
秋都には無駄に体力がありますし」




……。


きっとその次の日は、秋都は立つことができないだろうね。



身体中、痣だらけで。