「お前、ほんっと可愛くねぇな。
俺の方がお前より、世の中知ってんだからな?」
「あぁー、そうだった。
あんた俺よりも年寄りだっけ?
あまりにもあんたの頭ん中が幼稚で、忘れてたわ」
「なぁ、俺は?俺の存在は!?
何でもいいから俺にもしゃべって!?」
「「さっきからごちゃごちゃうっせぇんだよ、この海坊主!!
お前は海に潜ってタコとでもしゃべっとけ!!」」
「……。海坊主……?
んなの、初めて言われた……。
そりゃ、何でもいいからしゃべれとは言ったけどさ。
俺は、んなこと言われたかったわけじゃ……」
青鬼撃沈。
はっ、ざまーみろ。
さっき、私の言葉を遮った罰だ。