「蜜ちゃん、きついなー。
さっきのこと気にしてた?可愛い-」
「きっ気にしてなんかないです!
ただ、びっくりしただけで・・・でわ」
あー、言い訳しちゃった。
『びっくりしましたよー』って
素直に言えばよかったのに。
「えー、教室行っちゃうの?
飲み物買いに来たんじゃなくて?」
先輩、鋭すぎる・・・・
「何飲むの?今ならおごってあげるけど」
「俺にもおごれ!昨日カラオケ金だしたろ!」
「やーだ、俺は蜜ちゃんにしかおごらないの」
どうしよ、おごって貰っていいのかな。
つい、苺ミルクに視線を向けてしまう。
「あ、苺ミルクか!」
そう言って純先輩は
苺ミルクを4つほど買った。
「はい、サービス!他の子には内緒ね」
どさっと私の腕の中に苺ミルクを入れた。
「え、こんなに・・・」
「いーのっ!さっきのお詫び!
じゃっ」
先輩達は、教室に帰っていった。