「!!!!!?????///」

口を抑えて、声の出ない私の頭に

先輩が大きな手を乗せた。



「あははっかわいーね!
俺、蜜ちゃんに一目惚れしちゃった。
今度、告るから!じゃーねー」



そう言って、先輩は体育館を後にした。



私は、口を押さえたまま
硬直してしまった。

「何が・・・・・・・おきたの?」
そう小さく呟きながら、
教室に戻った。