「ねーカエラ!!今日一緒にゲーセン行こう☆」

「…うん…」

あたしの名前はカエラ。

ブスなのに名前は何だか可愛らしい。

それが余計気にくわなかった。

あたしと仲良くしてくれてる友達。

その名はユタ。

あたしはいつもユタといる。

ユタはあたしがブスだってことはどうでもいいみたい。

いつもあたしと仲良くしてくれて一緒にプリを撮ったりしてる。


「…よっし!カエラ!!プリ行こう☆」

ユタはあたしの手を引っ張った。

ユタと一緒に高校を後にし、ゲーセンへ急いだ。

ユタははっきり言うとお人形さんみたいに可愛い。

こんなに可愛いユタがあたしと仲がいいのが不思議なくらい。


くるりん!と大きなおめめに少し尖った赤い唇。

とても可愛くてあたしといるともっと際立つ。

「何にするー??あー…三日月とか行っちゃう??」


ユタは三日月と言うプリ機に入っていった。


「…キャー!中暗くてこわぁい//」

ユタはそんなことを言いあたしに抱き着いた。



「大丈夫??悲鳴聞こえたけど??」


プリ機の中に入って来る男たち。