「岡田先生からお話聞いたのね?」


「え、なんで――」


「ごめんね……あなたがお昼休みに来た時、既に知らされていたのよ……」


「え――」


 だからいつもと違ったのか?


 だから食欲なかったのか?



 だけど――だけど――


「なんで言わないんだよ!!」

 
 俺は腹の底から声を出した。


 職員室の前だろうが関係ない。