「ふーん。慰めよっか?」


「ふふふっ。十分慰めてもらってるから大丈夫よ、ありがと」


「ん~。大人ってやせ我慢。ま、いいけど」


 食後のジュースを飲み終わり、俺は立ち上がった。


「狼来てるかもしんないし、俺戻るね」


 そんな俺の言葉に、センセはすかさず反応した。


「サボりに来ちゃダメよ」


「ん~、たぶんね」


「午後の授業も頑張ってね」


「たーぶーんーね」