「じゃあ私もご飯にしようかな」



 そう言ったセンセは、俺の向かいに座った。


 可愛らしいピンク色のお弁当箱を持っている。


「え、なに? 珍しくない? 職員室で食べないの?」


「たまには誰かと食べたいときだってあるのよ」


「ふーん。気遣ってんの?」


「ふふふっ。まさか~」