〜亜実目線〜

あたしはWhite rose幹部の亜実。


萌架の幼なじみでもある。




なんかねー…この頃藍が楽しそうなんだ。


笑いに黒が交じってるから誰かによからぬことが起きてる証拠。


昶も何も言わないってことは…分かっていて楽しんでるな。


相手は………萌架かな。


そーいえば萌架、この頃様子が少し変だな。


なんかやらかしたのか?


そんなことを思っていた数日後…




『『『アゲハー!!!!!!!!!!』』』


倉庫のドアが開いたと同時にそんな声が聞こえてきた。


………この声、狼龍?


顔をしかめながら下を見れば…ビンゴ。


狼龍でした。


わざわざ大きい声出してご苦労様なことで。


心の中で存分に悪態をつきながら見下ろしていた。


すると総長の部屋から出てきた萌架。


"アゲハ"ではなく"萌架"。


特攻服着てないし。


「狼龍…来たの?」


ゲンナリって表現がピッタリな感じの萌架。


なんか………大丈夫?


ちょっと不安、かな。


今日は狼龍、帰したほうがいいかな…と思い強引にだが帰らした。





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