「翔ちゃん…勝手な事してごめんね」 「別に怒ってねぇよ。ただお前の事が心配になっただけだ」 「うん。ありがとう」 「礼なら体で宜しく」 「…うん。わかった」 「はっ?!まじか?!」 「…翔ちゃん」 エレベーターに乗り込むと、紗耶は俺を見上げ顔を近付けて来る。 やばい…可愛すぎる。 ―――チュッ――― リップ音と共に紗耶の柔らかい唇が触れた。 やべぇ…。 紗耶からしてくれた。