僕には周りの人はモノクロ

君だけカラー

僕の世界は真っ暗

君がいる時は鮮やかに色付く

それなのに僕は

君を傷付けた

だから



君はいない

僕の世界は真っ暗になった

太陽は何色かなんて

苺がどんな色かなんて

それより苺ってなんだっけ

もう随分前に忘れた

だって僕には必要がない

僕を残して行かないで

君がいなきゃ

君じゃなきゃ

話すことも

泣くことも

悲しむことすら出来ない

生きていたって意味がない

それでも

死ねない

臆病で弱い僕

そうか



分かった

君のいない世界で生きる

これが僕に与えられた罰