「りーん、ご飯食べよ」


「はーい」




冬休みが終わった。




あれから、冬休みは平和に過ぎて行った。


まぁ、寒空の中に長いこと座り込んだ私は、39度の高熱と戦ったけど。


本当に平和だった。


年明けに、チームの集まりがあって、私も夏帆も参加した。


夜龍も合同だったけど、和弥は来なかった。


そのかわりに…って言ったら失礼だけど、聖剛さんは参加して、相変わらず夏帆とばかり話をしてた。


平穏な日々だった。






「……あっ」


「ん?どした?」


「ごめん夏帆、ちょっと購買行ってくるっ!」


「…ああ、了〜解〜」