今日は日曜日。
まだ8時前で、待ち合わせの時間には余裕。
和弥と遊園地に行くわけなんだけど――――
なぜ?
なんでこんなことになってんの?
「はいっ凜メイクするよー」
なんで私の部屋にいるんだ夏帆!
なんで私にメイクしてるんだよ!?
事は1時間前に遡る―――
まだ夢の中にいた私は、夏帆にたたき起こされた。
お母さんが玄関の鍵を開けたらしい―――
「んん?……夏帆ぉ?」
「凜起きて!今日先輩と出掛けるんでしょ!?準備するわよ準備っ!」
「………」
ん?
なんで夏帆がその事知ってんの―――?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…