「今日,つまんなかった?」
心配そうに眉を曲げて聞いてくるシュンヤさん

「いえ,そんな事ないですよ。」

「じゃあ何で嘘ついて外出てったの?」

「嘘じゃないですよ?本当に喘息で辛いから外の空気吸いたかったんです」

「煙草吸ってたじゃん」

「吸ってないですよ。火…付けて………」

「……付けて?」

「付けて…匂い嗅いでた」