――次の日。 午後から体育祭の準備ということで俺は応援団の方に向かった。 クラス対抗のことも全員リレーのことも体育委員の晴斗に任せた。 俺はこれがやりたくてここに来たんだ。 応援団長…それだけの為に毎年応援団になった。 その隙に島田を狙う男がいることを知らずに俺は応援団でいっぱいになってた。 色々準備ができてグランドは入場門やら退場門などが置いてあり体育祭らしくなった。 「大希」 振り返ると晴斗の姿。