図書室に着くとやっぱり島田は奥の席で1人で黙々とやっていた。 相変わらず俺を軽蔑したかのように見る真面目な奴らだっている。 俺がお前らに何をしたって言うんだよ…。 「しーまーだ!」 後ろから脅かすように言うと島田はビックリしたように振り返った。 「坂本くん…びっくりした~」 「大成功」 と、笑ったら島田も笑ってくれた。