次の日。 俺は少し早めに学校に来て昨日晴斗に渡された島田のノートのコピーを綺麗にノートに貼った。 「坂本おはよ~」 ふと見上げると安井だった。 「おはよ、早いな安井」 「いつもだよ~私電車通学だから」 電車通学か…。 「ってかあんたさーあんだけの告白断ってるのって志穂が好きだからだよね?」 「…は?」 ビックリしすぎてそれしか出なかった。