「………?」 僕は、お昼寝から目を覚ました はずだ。 だけど… 見える景色は、いつもの景色とまるで違う。 でも ここは彼女の部屋だ。 変わったのは、籠の柵が見えないことと、部屋が小さいこと。 …違う。 「僕が大きくなったんだ…。」 ぼんやりとしていた意識は、はっきりとした。