暗さに慣れてきてようやく布団であることが明らかになった。




寝ている心……。




小柄だな、改めてそう感じた。




「…………起きたか?」




不機嫌な顔をされるのは慣れたけどやっぱりキツイ。




上半身だけ起こして俺の手元を見た。




「これは材料、今から作るから」

「…………」




気に入るかわかんねえけど作るか。