我慢の限界で食料を詰め込み、
午後の授業なんて欠席した。




授業なんて受けてたら体力失う。




「ハァ…ハァ待てよ」




肩で息をしてこっちにやってきたアイツ。




授業はいいの…?




「ここにいつも…一人で…明日香のところに泊れない日は過ごすのか?」

「…………」

「真っ暗じゃないか…」




明るくしても……明日香みたいなアタタカサは感じられないから。




暗くしてるだけ。




「家族……は?」

「…………」




自分で崩壊させた、家族内別居した。




心をお前に失くされた私は…家族も手放した。




「………ごめん」

「…………」