心が眠った頃、理人が来た。




「心の様子は?」

「ヤられた……まわされたと思う」

「こんな小さい体で何人も相手したら……」




理人のいいたいことはわかる……病気…何かの病気にかかってるかもしれない。




心の血は……止まってる。




俺は安心して心の髪を撫でた。




「病院行くのか?」

「ああ…………」

「早く見てもらったほうがいい」

「わかった」