全身血だらけなのに保健室にいないのはどういうことだ?




まさか先生が居なかったとか…んなわけない。




それなら退職にしてやる。




学校内回ってみて……やっと見つけた。




誰もこない場所で……一人で心はいた。




「心ッしっかりしろ!!」

「ん…新……?」

「立てるか?」




肩を支えて歩いて……感じたこと




飯……食ってない。




心が俺の右肩に手を置いてるけど…重みがない。




心は……飯を1口も食べてない。




「……染みるけど我慢して」

「……うん」


ッ―――!




俺は………気が狂いそうになった。




心の下半身から血がでてることに。