ガチャッ


部屋の鍵のあく音がした。

合い鍵を持ってるのは大翔だけ。



「何泣きそうなかおしてんだ?泥棒かと思った?鍵わたしたのはおまえじゃん?」




笑ってる大翔。


「な、たまにはドライブ行かねー?」



あたしは喜んで大翔の車に乗り込んだ。