留年の話が決まって



もう一度2年生をやることに決めて



コンビニのアルバイトと



ベッドメイキングのアルバイトを


かけもちしながら



生きるために必死だった



その頃には週代わり男達と



遊んでいる暇もなくなっていた



その時に助けてくれた人がいた



それはあの小学校の時声をかけてきた



姉の同級生の中学校の先輩



ファンクラブまである先輩だった


彼から電話がきた



彼は「今から会えない?」と言って



場所を指定してきた



そこへ私が行くと



「俺と付き合ってくれないかな?」と



突然言ってきた



私は冗談かと思ったがそれは



本気だった



心はどこかに



捨てたはずだったのに