それはパワハラというか


私の気持ち的には


消えればいいのになと思っていた


「親が倒れたくらいで早退とか


許されないからね」


とも言われた


「せめて親が危篤って言ったら


帰ってもいいけどね」


と言って笑った


私は仕事に集中していた


この能力のない人を追い越すしか


私にできることはない


能力がないことを証明するためには


この人よりも私が


なんでもできるように


ならなければ


そうして一生懸命勉強して


仕事をしていた


暴言は大嫌いだった


言葉を暴力で使用する人間が


本当に嫌いだった