私は産まれた時



父親がいたから


かなりお金持ちの


かなりお嬢様育ちだった



けれど離婚後は



かなり貧乏な状態になった


その方が幸せだった



会いに来る父親の車は



運転手付きベンツだった


もちろん珍しがられた


私は恥ずかしかった


父親は愛人が何人かいて


私は愛人達から


毎日のように


電話で嫌がらせを


受けていた



学校でのいじめは


経験したことはないけれど



女からの嫉妬の嫌がらせは


小学生の時からだった



だから私は


女が嫌いだった



感情で生きる動物



私には小さい時から


反面教師がいた


その影響で


感情をださないで


過ごしていたのかもしれない


それは 憎しみに変わり


復讐を考えていた



父親と愛人達への



復讐


その時の私は


まだ ランドセルを


使用していた


他の子達は


自分だけの為に


過ごしているのにと


羨ましく思っていた


私は復讐の日を


毎日考えていた


憎しみからは


何も生まれないのに


そのことを知ったのも



彼のおかげだった