月日が経って



私が不倫していると噂され



会社を辞める時



彼は花束をくれた


色んな種類の見たこともない



大きな花束だった



「お疲れ様 もう



傷つかなくていいんだ」


と言ってくれた



そのすべての花束には花言葉があって



私は花を見て


名前を調べて 花言葉をメモに残した




こんな風にしてくれる人がいるのだと



私は嬉しくて泣いた



間もなくして彼も


「そういう会社にはアルバイトでもいられない」



と辞めた



そして その後私達のデートが見つかって


2人して堂々と 腕を組んでいることに



幸せを感じていた



誤解も解けていた


私は知らなかった



あの時には想像もつかなかった



私達に別れが訪れるなんて



私はただ私の全部で



愛していた



それだけでは どうにも



どうにも ならないことが




あるんだ