「す…須藤先生…恥ずかしくないの…?」


「は?なんで?」



なんでって…あたし生徒だし!



「須藤せ…ん」



先生はあたしの口に手を当てた。



「お前だけは蓮って呼んでいいから。」


「れ……蓮、くん………」


「くん?(笑)…まいっか。」



だって先生二十歳でしょ!?
あたしより三歳も年上のひと呼び捨てになんかできないよ…