私は未来に
相談した。


「ゆみ別れたい。」


未来わビックリして
目を見開いた。


「いいの?
ゆみ、あいつんこと
めっちゃ好きじゃん」


好き…
好きだよ……。

でも…

「辛いの」



辛い
すごく。

「なんで?」


「ゆみは愛されてない」


しまった。
自分で止めさした。

愛されてない…。


「愛されたいの?」


え…?

「そりゃ、でも…。
普通の恋人みたく
仲良くしたいだけ…だよ」

せめて、
話はしたい…

欲をいえば
愛してほしいよ。

そうだよ。
女の子だもん。


素敵な恋がしたい。


「別れればいいよ。
そんな男」

「………うん」


さよならした方がいい。

村上くんに
気持ちはもうない。


「未来に相談したら
なんかふっきれた!
ありがとう!」


「どういたしまして。
うち、部活だからいくね」


─────────

────


私は家に帰って
村上くん宛ての
書きかけのメールと
にらめっこしてた。


本当に
終わらしちゃえば
いいのかな。

私がさよならしたら
村上くんは
止めてくれるかな?


……ないか。

あんなに
冷めてる。

好きな人にとる態度
じゃないよ。






私は送信ボタンを押した。