「・・・ぅっ」 外に飛び出したあたしはがむしゃらに階段を駆け下りた。 涙が止まらない。 落ち着いて考えてみると、 自分が何であんな行動をとったのかわからない。 でも、あたしがナオキの浮気相手であるアユミの肩を持ったのは確かだ。 ・・・何であんなこと言っちゃったんだろ。 _______________ __________ マンションをでてすぐに、 バイクの横の壁にもたれてるアキの姿が目に入った。