「……………っへ?!」


「ぢゃあ、そーゆ事な?」

遊夏はあたしが
戸惑ってる間に
勝手に話をすすめちゃう。


「ちょっと失礼?」

遊夏があたしを押しのけて
教室に入ってく。

教壇に立つ遊夏を
なにをするのかと思い
じっと見つめる。



「えー…。只今から
真白りんとわたくし
棗遊夏は付き合う事に
なりました!
応援よろしくお願いします。」


「っっっ?!」



ペコッと一礼して
唖然とするあたしを
引っ張る。


「なっ?!」


チュッ………


「「「…………………。」」」


教室の1番まえ、
キスされた………。





もうっ!
どうしてこうなるのよ!