りょうはそれから昼間の仕事が終わるとアパートに来て、次の日の朝に帰るという生活を送っていた。

まるでカップルみたい。

一緒にいて楽しくて、キスをして嬉しくて、体を合わせてドキドキして…

でも
でもね…

何か足りないの…

そう『付き合おう』って言葉。

私バカだから色んな事を考えるの。

もうすでに暗黙の了解で付き合ってるってゆう良い方向にも、付き合う対象には見れないから言わないってゆう悪い方向にもね。

付き合おうって言葉をひたすら待ち続けたよ。

でもなかなか聞けなかった。

ごめんね。
すぐ不安になって…

怖かったの。
私、病気だから…