私は小さい頃からの夢である幼稚園教諭を叶えた。

大好きなこども達と過ごす毎日。

先生ってゆう職業は簡単で楽なものじゃなかったけど楽しかったんだ。

でもね、少しずつその楽しさを奪う用意がされていること、私は知らなかった。

あれは夏だった。

プールに入る為に水着に着替えてプールに向かうと、そこには園長の息子が。

園に入った時からこの人には逆らっちゃいけないと教わってきた。

『ねえ先生、胸大きいね』

この人の言葉に私はゾッとした。

こども達がいる前でセクハラをするこの人を疑った。

休みの日には実家の近くをうろうろしていた事もあった。

徐々に園に行くのが憂鬱になってきた。

でも可愛いこども達が待ってる。
そう思って出勤した。

だが息子の行動はエスカレートしていったんだ。