アパートに帰り、まったりとした時間を過ごしていると…

りょうがキスをしてきた。

私の心臓は口から飛び出そうな位、高鳴った。

『やだ?』

りょうは心配そうに聞く。

『ううん。いやじゃない。』


りょうの体と私の体が交わっていく。

体を合わせたら何かが変わる気がしたの。

君の体温を感じて、君に1番近い存在になったら、何か違う景色が広がる気がしたの。

私はりょうを見た。

なんだか色っぽく見えた。

ねえりょう?

君の瞳には誰が写っているの?

今なにを考えているの?

お願い…
今だけは…
今だけは私の事だけ考えていてほしい。

私は君を心から愛しています。