少しして後ろに気配を感じて振り向く。

りょうがいた。

初めて見る私服。
いつもと印象が違った。

動揺した私は上手くしゃべれなかった。

『頑張れな』

りょうはそう言って帰っていった。

一体何をしに来たのだろう?

まさか私に会うだけのために?

なんてまた自意識過剰…

そしてまたりょうからメールがきた。

『今日も会えて嬉しかった♪』

たった数分だったのに?

それでも嬉しかったの?

私の思考回路、そろそろ停止すんぜんかも…