それから、1週間近くが経った。


俺が学校からの帰り道、
隅で誰かがキスをしていた。


暗くて顔がよく見えない…







「ま…ふゆ?」



嘘だ。
真冬なわけがない。




しかし、そこには
知らない男に甘い顔をする真冬がいた。


「あ…ダメ、やっやめて…」


長くて深い…キス。



真冬は抵抗してるように見えなかった。