乃々は俺のおでこをポンッと叩く。






「うん!いい顔してる!」



そう言うと乃々は小さく手を振った。



「またね!バイバイッ!」



「おぉ!またな!」




俺も軽く手を振り、
背を向けて正門をくぐった。




その時だった。









『星夜くん!』