「あ、星夜くん。来てくれてありがとう」 そこにはいつも通りの美鈴がいて… でも、顔色がよくないのはすぐ分かった。 それはきっと 昨日、美鈴のお母さんから話を聞いたからだろう。 「具合悪いのか?」 「え?あぁ…ここ最近微熱が続いててね、でも大丈夫だよ」 大丈夫なわけない。 そんな真っ白な顔してるのに、どうして俺は今まで気づかなかった… 一番近くに居たのに 何を見てきたんだ俺は…