「星夜ー!おいっすっ」 直輝は俺より後に バイト先に来た。 「…よお」 「なんだよ、星夜。不機嫌じゃん、美鈴ちゃんとなんかあったか?」 「別に。それよりお前に話がある」 すると、直輝が軽く苦笑いをした。 「ははっ…もお会っちゃったの?真冬ちゃんに」 「あぁ…昨日、病院でな」 そう言うと直輝は 「しょーがねぇか」と小さく言って話始めた。 ――――――――― 1ヶ月前。 真冬の意識が戻った。