次の日。
今日はバイトの日。
直輝に美鈴とのことを話した。
「おまっ!バッ…カやろっ!バイト休んだかと思ったら美鈴ちゃんとデートかよ! で、付き合った?お前、一人青春してんじゃねーよ」
とかなんとか。
でも、文句をボロクソ言ってる割には何故が嬉しそうな顔をする直輝。
「まあ…おめでとよっ」
そう言って俺の肩をポンッと叩く。
そして、チラッと横を見ると陰で体育座りをして小さくなっている店長。
「ちくしょー、こんにゃろークソタレハナタレー、つるっぱげがあー!ちきしょーおお…」
そんな店長を見て見ないふりをした。