こんな幸せが
いつまでも続けばいい…



それが叶わないのなら
時間が永遠に止まってしまえばいいのに。



「星夜くん」


美鈴が空を見ながら言った。



「あたしね、小学校の先生になりたいんだっ」


笑顔で美鈴は言った。


「目標は友坂先生みたいになること」


自分の夢を話している美鈴はキラキラして見えた。



「それからね、結婚して子供生んで毎日笑って暮らしたい」



そう言った美鈴の左手に力が入った。