私は急いで涙を吹いた 「はーい♪」 新先生だった 「これから、君の担当をする加藤新だ」 「じゃあ新先生って呼ぶね♪」 新先生が冷たい目でみる そんな目で見ないでよ 「調子はどうだ?」 「全然いいよ♪、ねぇ先生」 「なんだ?」 「先生ってさ、何人もの患者さんを治してきたんでしょ?」 先生…分かってるよ 「そうだが?」 私はもうすぐ… 「…じゃあ私は治さなくてもいいかな」 死ぬんだもんね