「祐樹!!ちょっとあっち行こ!」

「はっ!?なんで?」
「いいから早く!!」
と、言って強引に捺は、祐樹の手をひっぱってゲーセンの外に出た。

「な、なに!?急に…なにかあった?」

祐樹が心配そうな顔をする。私の目からは涙があふれ出していた。