―――…
「春ー奈々ーっ」
「あ、捺。今行くー」

バタバタバタ…。

「何?」
「美空から大切な話しがありまーす。美空!!」
「うん。あのね、言ってなかったけど、うちりょうが好きなんだ。言うの忘れてた。ごめんね。奈々ゴメン…」

大丈夫かなぁ?

奈々が口を開いた。

「うん。全然いいよ。よきライバルとしてやって行こうね。
それにしても“言うの忘れてた”って美空らしーね。アハハハハハ!!」

はぁー。よかった。ってか、みんな笑ってるし…

心配したの捺だけ!?