急に誰かがぶつかってきた。
「…」
「…謝らないんだ?ぶつかっといて。」
……コイツ…水龍の総長!?
は!?何で!?しかも、うちの制服だし……。
…つか、コイツの後ろに居る奴らは誰だ?
……副総長と幹部か。
そんな事を思って険しい顔をしていると、
水龍の総長が殺気を出した。
…はぁ!?この程度!?
(いや、十分殺気でてるからね?普通の人が倒れるくらいの)
「「「「「――!?」」」」」
5人全員が驚いてる。
……何で?
「何で驚いてるのよ」
「いや、だって…。
徹が殺気出してるのに倒れてないし…」
躊躇いながら訊いて来る
この中で一番まともそうな奴。
「は?…何言ってるの?」
訊いてくる事意味不明だけどね?
「てか、何で水龍の人達がここに居るの?」
「あれ、何で知ってるの?」
聞き返してくる水龍の連中。
…バレてない?何で?
……バカ?
「何で水龍のトップ達がここに居るの?」
もう一度、人達ではなく
トップ達と言い換えて訊いた。
…少し、黒オーラを出しながら。